みらいエコ住宅2026事業をわかりやすく解説|補助金額・申請方法・いつから申請できるか

注文住宅を建てる際、費用をできる限り抑えたい方は多いのではないでしょうか。
2026年は「みらいエコ住宅2026事業」がスタートし、省エネ性能の高い住宅を建てることで、実質的な費用負担を抑えられる可能性があります。
本記事では、みらいエコ住宅2026事業の概要や対象住宅、補助金額などを詳しく解説するとともに、申請時に注意したいポイントもあわせてご紹介します。
| コラムのポイント |
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・GX志向型住宅の補助額が最大125万円と最も手厚く、省エネ性能の高い住宅ほど多くの補助を受けられます。 |
Contents
みらいエコ住宅2026事業とは

「みらいエコ住宅2026事業」とは、2050年カーボンニュートラル達成を目指す「住宅省エネ2026キャンペーン」の一環として実施されている補助金事業です。
2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」の後継で、次のような住宅の取得やリフォーム工事に対して補助金を交付することにより、省エネ住宅の普及を推進しています。
- ・GX志向型住宅の建築
- ・子育て世帯などを対象とした長期優良住宅の建築
- ・ZEH水準を満たす住宅の建築
- ・既存住宅の省エネ性能向上リフォーム
これらの取り組みを通じて、住宅分野における脱炭素化を加速させることを目的としています。
リョーエンホームでは、断熱性能や耐震性能の優れた住まいを提供しています。
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みらいエコ住宅2026事業はいつからか|申請期間・スケジュール

みらいエコ住宅2026事業の申請期間やその他のスケジュールは、次の通りです。
| 申請期間 |
申請開始~遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで) |
| 交付申請の予約期間 |
申請開始~遅くとも2026年11月16日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで) ※新築のZEH水準住宅のみ8月31日まで |
| 完了報告期間(戸建住宅の場合) | 交付決定 ~ 2027年7月31日まで |
申請開始時期
2026年2月時点では、みらいエコ住宅2026事業の申請開始日は発表されていません。
しかし、2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」と同様に、3月末頃に開始されると予測されます。
申請締切と注意点
申請締切は原則2026年12月31日ですが、予算上限に達した時点で受付終了となるため、期間内であっても申請できなくなる恐れがあります。
また、注文住宅のZEH水準住宅を申請する場合は締切が前倒しとなっており、9月30日までのため注意しましょう。
交付申請の予約について
補助金を確実に受け取るには、交付申請の予約もおすすめです。
交付申請を予約した場合、一定期間において補助金が確保されます。
しかし、予約提出後3ヶ月以内、あるいは2026年12月31日のいずれか早い日までに申請されなかった場合、予約取消となります。
なお、ZEH水準の新築住宅については、交付申請の予約期間も前倒しされているため注意してください。
みらいエコ住宅2026事業の補助金を申請するには、断熱性能が高い家を建てる必要があります。
こちらの記事もあわせてごらんください。
〈関連ページ〉断熱等級6の家を建てる|仕様基準・数値や等級7との違い、申請できる補助金も紹介
【新築】みらいエコ住宅2026事業の対象住宅と補助金額

みらいエコ住宅2026事業において、補助金の対象となる住宅と補助額は次の通りです。
| 対象世帯 | 対象住宅 | 補助額 ( )は1~4地域 |
| すべての世帯 | GX志向型住宅 | 110万円/戸(125万円/戸) |
| 子育て世帯または若者夫婦世帯 | 長期優良住宅 | 75万円/戸(80万円/戸) |
| 古家の除却を行う場合 | 95万円/戸(100万円/戸) | |
| ZEH水準住宅 | 35万円/戸(40万円/戸) | |
| 古家の除却を行う場合 | 55万円/戸(60万円/戸) |
また、各住宅の要件は次の通りに定められています。
| 各対象住宅の要件 | GX志向型住宅 | 長期優良住宅・ZEH水準住宅 | |
| 断熱性能 | 等級6以上 | 等級5以上 | |
| 一次エネルギー消費量の削減率 | 再エネを除く | 35%以上(一次エネ等級8) | 20%以上(一次エネ等級6以上) |
| 再エネを含む |
原則100%以上 |
– | |
| 高度エネルギーマネジメント | HEMS | – | |
GX志向型住宅:110〜125万円の補助
GX志向型住宅を取得して申請する場合、世帯を問わずもっとも手厚い補助を受けられます。
補助金額は一般地域で110万円、寒冷地域ではさらに高く125万円とされているので、家を建てる際の実質的負担を大幅に軽減可能です。
しかし、細かな対象要件が定められており、断熱等性能等級6以上(UA値0.46以下)の高断熱性能に加え、HEMSなどの高度なエネルギー管理システムを導入した住宅を取得する必要があります。
さらに、再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量を35%以上削減し、再エネを含めると100%以上削減(寒冷地等は75%以上)できることも必須要件です。
長期優良住宅:75〜100万円の補助
長期優良住宅とは、「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅(※1)」です。
下記の条件を満たし、都道府県、市区町村等から認定を受けた住宅が該当します。
- ・住宅の構造および設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられていること
- ・住宅の面積が良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること
- ・地域の居住環境の維持・向上に配慮されたものであること
- ・維持保全計画が適切なものであること
- ・自然災害による被害の発生の防止、軽減に配慮がされたものであること (※2)
また、補助金交付の対象となるには、断熱等級5以上、一次エネルギー消費量の削減率が20%以上(一次エネ等級6以上)でなければなりません。
要件を満たした場合、一般地域では75万円、寒冷地域では80万円の補助金が交付され、既存住宅の除却を伴う場合は20万円が上乗せされます。
しかし、対象世帯は子育て世帯または若者夫婦世帯に限定されているので注意しましょう。
ZEH水準住宅:35〜60万円の補助
ZEH水準住宅で申請するには、断熱等性能等級5以上、なおかつ一次エネルギー消費量を20%以上削減といった2つの要件を満たす必要があります。
補助金額は一般地域で35万円、寒冷地域で40万円です。
長期優良住宅と同様に、既存住宅を除却する場合は20万円が加算されるため、建て替えを検討されている方はとくに助かります。
しかし、子育て世帯または若者夫婦世帯のみが対象となるため、申請前に世帯要件を確認しておきましょう。
注文住宅を建てる際には、付帯工事費にも注意が必要です。
詳しくはこちらの記事もごらんください。
〈関連ページ〉注文住宅の付帯工事費とは?内訳と費用相場や安く抑える方法まで解説
みらいエコ住宅2026事業の申請方法・流れ

みらいエコ住宅2026事業に申請する場合、おおまかな流れは次の通りとなります。
- 工事内容を検討する:GX志向型住宅やZEH水準住宅など、補助金の対象となる家の建築を検討する
- 事業者を探す:「住宅省エネ2026キャンペーン」の登録事業者へ問い合わせて、施工を依頼する。
- 契約・着工:登録事業者と契約して着工する。
- 申請:基礎工事の完了以降に交付申請を行う。
- 交付決定・補助金交付:事務局が交付を決定して補助金を交付する。
- 補助金分の還元:施工業者は、交付された補助金を施主様に還元する。
- 住宅の引き渡し:工事が完了した新築住宅の引き渡しを行う。
- 完了報告:施工業者は、2027年7月31日までに完了報告を事務局に行う。
上記の通り、補助金ははじめから交付されるわけではありません。
後から還元されるものの、契約時には工事費用を払う必要があるので注意しましょう。
リョーエンホームでは、断熱・耐震性能にこだわるだけでなく、デザイン性も優れた住まいを提供しています。
福井で注文住宅を建てたい方は、こちらから施工事例をご確認ください。
みらいエコ住宅2026事業に申請する場合の注意点

みらいエコ住宅2026事業に申請する場合、次の3点に注意が必要です。
申請するのは登録事業者
みらいエコ住宅2026事業の補助金申請は、施主様ではなく、工事を行う事業者が手続きを進めます。
また、補助金の申請・交付手続きを進めるには、施工を依頼する工務店やハウスメーカーが、「登録事業者」として事務局に登録されていなければなりません。
未登録の事業者に依頼した場合は補助の対象外となるため、契約前に登録状況を確認しておきましょう。
災害リスクの高い区域は対象外
みらいエコ住宅2026事業では、安全性の観点から、災害リスクの高い区域に建てる住宅は原則として補助対象外となります。
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対象区域(大分類) |
対象区域(小分類) |
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土砂災害特別警戒区域 |
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急傾斜地崩壊危険区域 |
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地すべり防止区域 |
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市街化調整区域 |
土砂災害警戒区域 |
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洪水浸水想定区域※ |
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高潮浸水想定区域※ |
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市街化調整区域以外の区域かつ災害危険区域 |
土砂災害警戒区域 |
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洪水浸水想定区域※ |
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高潮浸水想定区域※ |
※浸水想定高さ3m以上の区域に限る
上記の区域に立地する場合、基本的には補助金の対象外となるので注意しましょう。
GX志向型住宅以外は子育て世帯または若者夫婦世帯のみ対象
みらいエコ住宅2026事業では、GX志向型住宅で申請する場合は全世帯が対象となっていますが、長期優良住宅やZEH水準住宅の場合は子育て世帯または若者夫婦世帯のみに限られています。
また、それぞれの定義は次の通りです。
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子育て世帯とは |
・申請時点において、子を有する世帯。 |
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若者夫婦世帯とは |
・申請時点において夫婦であり、いずれかが若者である世帯。 |
長期優良住宅やZEH水準住宅で申請を検討されている場合、上記に該当するか確認しておきましょう。
また、ZEH水準住宅で申請する場合は申請期間が他の住宅よりも早い(2026年9月30日まで)ため、申請が遅れないように注意してください。
まとめ
省エネ住宅は初期費用が高くなりやすいですが、みらいエコ住宅2026事業を利用することで、費用負担をできる限り抑えられます。
対象住宅の要件は細かく定められているので、申請前に施工会社と要件を確認し、抜け漏れのないよう準備を進めましょう。
リョーエンホームでは、ベーシックスタイル・レコメンドスタイル・エクセレントスタイルの3つのラインナップを展開しており、断熱等級5〜7まで対応可能です。
福井で断熱性能の高い住宅を建てたい方は、お気軽にご相談ください。


