ジョリパット外壁とは|メリット・デメリットや長持ちさせるためのポイントまで解説

ジョリパット外壁とは|メリット・デメリットや長持ちさせるためのポイントまで解説

デザイン性と機能性を兼ね備えたジョリパットは、50年以上にわたって多くの住宅で採用されてきた人気の塗り壁材です。

しかし、メリットだけでなくデメリットや注意点も把握しておかなければ、施工後に後悔する恐れも少なくありません。

そこで本記事では、ジョリパット外壁の特徴やメリット・デメリット、長持ちさせるためのポイントまで詳しく解説します。

 

コラムのポイント
・ジョリパットは豊富なデザインと高い耐久性が特徴で、防藻・防カビ性能にも優れた多機能な外壁材です
・職人の技術力により仕上がりに差が出るため、実績豊富な業者選びが重要となります
・凹凸に汚れが溜まりやすく高圧洗浄に弱いため、定期的な優しい水洗いと、10〜15年ごとの専用塗料での塗り替えも欠かさず行いましょう

 

外壁材のジョリパットとは

外壁材のジョリパットとは

ジョリパットとは、日本国内ではアイカ工業株式会社が製造・販売する塗り壁材・外壁材です。

砂などの骨材を混ぜた厚塗り仕上げ材で、1975年にフランスから日本に導入されて以来、長年にわたって人気を集めています。

外壁向け・内装向けがあり、豊富なデザインやカラー、耐久性の高さが特徴で、防火性や防カビ性も備えた多機能な塗材です。

 

リョーエンホームでは、ベーシックスタイル・レコメンドスタイル・エクセレントスタイルの3つのプランをご用意しており、どのプランでもジョリパット外壁を選択可能です。

レコメンドスタイルとエクセレントスタイルでは、ジョリパット外壁が標準仕様となっておりますので、詳しくは商品ラインナップをごらんください。

〈関連ページ〉リョーエンホームの商品ラインナップ

 

ジョリパットの種類

ジョリパットの種類

外壁に使用できるジョリパットの主な種類は、次の通りです。

製品名

型番

主な特徴

ジョリパットアルファ

JP-100

内装・外装を問わず使用可能

色やパターンを自由に選べるスタンダードタイプ ​

ジョリパット∞

JQ-500

退色しにくい

ハイグレードで高耐候 ​

ジョリパットネオ∞

JQ-620

高耐候性に加え、ひび割れ防止にも強い

高耐候可とう性タイプ ​

ジョリパットネオ

JQ-650

汚れ防止・ひび割れ防止機能に優れた可とう性・低汚染タイプ ​

ジョリパットネオ

JQ-700

吹付施工が可能

汚れ防止・ひび割れ防止機能に優れた可とう性・低汚染の吹付タイプ ​

ジョリパットノンフリーズ

JPW-100

低温での乾燥不良による施工不具合を防止

冬季施工タイプ ​

ジョリパットネオノンフリーズ

JQW-650

冬季施工タイプ

ひび割れ防止にも強い

ジョリコート

JWC-70X、JWC-55、JWC-25

低コストが魅力

ジョリパットアルファの姉妹品

ジョリパットクリーンマジック

JC-500、JC-501

光触媒機能で外壁の美観を長時間保持

光触媒トップコート ​

ジョリパットクリーンウォッシュ

JC-900C

1工程で美しい仕上がりに施工可能

低汚染トップコート ​

ジョリパットワイド

JQ-300

吹きムラを軽減

広い面積を美しく施工可能

ジョリパットフレッシュ

JQ-800

ジョリパットの風合いを残したまま塗り替えられる改修用トップコート ​

ジョリパットフレッシュクール

JQ-810

外気の熱を遮断して室内の温度上昇を抑制

改修用トップコートの遮熱タイプ ​

ジョリパットフレッシュ∞

JQ-820

紫外線による塗膜の劣化を抑制

改修用トップコートの高耐候タイプ ​

〈参照〉塗り壁材・外壁材/ジョリパット | アイカ工業株式会社

それぞれ特徴や機能が異なりますが、どれも仕上がりが美しく、おしゃれな外壁に仕上がるのが魅力です。

ジョリパット外壁のメリット

ジョリパット外壁のメリット

外壁材にジョリパットを採用する場合、次のようなメリットがあります。

デザイン性が高い

ジョリパットは、豊富なパターンと多彩なカラーバリエーションを揃えているため、個性的でデザイン性の高い外壁を実現できます。

コテや吹付、ローラーなど施工方法もさまざまなので、シンプルでフラットな仕上げから、立体的で凹凸のある質感など、独特の風合いを出すことも難しくありません。

デザインの自由度が高い外壁材のため、和風・洋風どちらのスタイルであっても対応可能です。

耐久性が高い

ジョリパットの耐用年数は約15〜20年と比較的長く、耐久性に優れている点も大きなメリットです。

優れた耐候性を備えたものも多く、紫外線や温度変化による影響に強いため、色あせしにくく美観を維持できます。

耐久性が高いことでメンテナンス回数を減らせれば、長期的なコスト削減にも効果的です。

防藻・防カビ性能が高い

ジョリパットには優れた防藻・防カビ性能が備わっているため、見た目の美しさを保ちやすいだけでなく、外壁の機能劣化も防止できます。

湿気の多い地域や、日当たりの悪い北面の外壁といったカビや藻が発生しやすい環境でも、カビやコケなどが発生しづらいのは大きなメリットです。

環境・人体に優しい

ジョリパットの外壁材の中には、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ない等級「F☆☆☆☆(エフフォースター)」を取得した製品も少なくありません。

環境や人体への影響が極めて少ないため、「内装だけでなく外壁材に関しても健康に配慮したい」という場合も安心です。

小さなお子様や、ペットのいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

 

「おしゃれな外観の家にしたい」とお悩みの方は、こちらの記事もごらんください。

〈関連ページ〉ホテルライクな家づくり|外観のコツや内装・間取りのアイデアまで実例付きで解説

〈関連ページ〉家の外観を和モダンに仕上げる|押さえておきたい7つのポイントとは【施工実例付き】

ジョリパット外壁のデメリット

ジョリパット外壁のデメリット

外壁材にジョリパットを採用する場合、次の4点には注意しましょう。

汚れが付きやすい場合がある

ジョリパットには砂などが含まれており、表面に凸凹のあるデザインに仕上がるため、その凹凸部分にホコリや砂などの汚れが溜まりやすい点に注意しましょう。

凹凸が激しい模様の場合はとくに汚れがより蓄積しやすく、白やベージュといった明るい色を選んだ場合、土や泥などが飛び跳ねてついた汚れも目立ちやすくなります。

凹凸に溜まった汚れをそのまま放置してしまうと、水アカやカビの発生原因となり、美観を損なうだけでなく耐久性も低下するため、定期的な清掃が欠かせません。

しかし、汚れが溜まっている場合も、高圧洗浄の使用は避けましょう。

ジョリパットの表面は凹凸のある繊細な構造となっているため、通常の外壁と同じ水圧で高圧洗浄を行うと、デザインが剥がれたり欠けたりする恐れがあります。

施工費用が高い傾向にある

ジョリパットの施工費用は、一般的な外壁塗装と比較して高めになる傾向があります。

原材料費が高いほか、耐久性や防カビ性といった機能面も優れた壁材のため、品質にあった価格設定となっているためです。

また、熟練した左官職人による手作業で仕上げられるため、人件費も高くなる恐れがあります。

ひび割れが発生しやすい場合がある

ジョリパットはモルタル系の外壁材なので、温度の変化や乾燥による収縮、建物の揺れなどの影響を受けると、表面に微細なひび割れ(クラック)が生じる恐れがあります。

ジョリパット自体は耐久性が高い仕上げ材ではあるものの、ひび割れを完全に抑えることはできません。

ひび割れ部分を補修すると痕が目立ってしまう恐れが高いため、下地の選定や施工時の配慮が重要です。

職人の技術で仕上がりに差が出る

ジョリパットは扱いが難しく、施工には高い技術力を要する外壁材です。

左官ごてを使用して凹凸の模様をつける方法は難易度が高く、仕上がりの良し悪しは職人の腕に左右されます。

そのため、同じ製品を使用していても、職人の技術力によって模様の美しさや耐久性に差が生じる点に注意しましょう。

経験の浅い職人が施工すると、表面のムラが生じて本来の美観や性能を発揮できないケースもゼロではありません。

ジョリパット外壁をおすすめするケース

ジョリパット外壁をおすすめするケース

ジョリパット外壁を採用するかお悩みの際は、次の特徴に該当するか確認してみましょう。

  • ・オリジナルデザインのおしゃれな外壁にしたい
  • ・他の住宅とは違う個性的な外観を求めている
  • ・長期的な耐久性を重視し、メンテナンス回数を減らしたい
  • ・外壁の塗り替え費用を長期的に抑えたい
  • ・耐火性・防火性を重視する
  • ・人体や環境への安全性を重視する
  • ・色褪せしにくい外壁にしたい
  • ・和風・洋風問わず多彩な質感表現を楽しみたい

 

ジョリパット外壁の最大の強みは、職人がコテやローラーを使って手作業で塗るため、唯一無二の仕上がりとなる点です。

また、デザイン性に優れているだけでなく、耐久性や耐火性といった機能面も優れているので、メンテナンス費用を抑えたい方にもおすすめします。

 

リョーエンホームでは、おしゃれな外観と暮らしやすさを兼ね備えた住まいを提案しております。

「福井で注文住宅を建てたい」と検討されている方は、こちらより施工事例をご確認ください。

〈リョーエンホームの施工事例〉

 

ジョリパット外壁を長持ちさせるためのポイント

ジョリパット外壁

ジョリパット外壁は耐久性に優れていますが、より長くきれいな状態を保つためには、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

定期的な洗浄を実施する

ジョリパットは凹凸のある表面と独特なデザイン性が魅力ですが、凸凹部分にホコリや汚れが溜まりやすいため、定期的に水洗いが欠かせません。

2〜3年に1度ほどのペースで、柔らかいブラシとホースを使い、力を入れずに優しく擦り洗いをしましょう。

汚れ落ちが悪い場合も高圧洗浄を使用するのは避け、中性洗剤を薄めたもので軽く擦ってから洗い流してください。

ジョリパット専用塗料で定期的に塗り替える

ジョリパット外壁は、10〜15年を目安に再塗装や補修が必要となります。

再塗装の際は、改修用トップコートの「ジョリパットフレッシュ」などの専用塗料を使用することで、素材本来の風合いを損なわずに、耐久性も高めましょう。

また、紫外線が強い、雨風にさらされやすい、海が近いなど、周辺環境によっては10年以内に劣化が進んでしまうケースもゼロではありません。

目視点検を年に一度は行い、劣化のサインである色あせやチョーキング現象(外壁を触ると手に白い粉がつく現象)などがないか確認しておきましょう。

施工実績の豊富な業者に依頼する

ジョリパット外壁の塗り替えやメンテナンスを行う際は、施工不良を防ぐために経験豊富な業者に依頼しましょう。

ジョリパット特有の素材特性を理解しているだけでなく、技術力も優れた業者でなければ、優れたデザイン性や機能性といったメリットを享受できません。

アフターサポートの内容についても確認し、メンテナンスまで頼れる業者を選んでおくと安心です。

まとめ

ジョリパット外壁は、個性的なデザインと優れた耐久性を両立できる魅力的な外壁材です。

しかし、その魅力を最大限に発揮するには、施工実績が豊富で技術力の高い業者選びが欠かせません。

リョーエンホームでは、お引き渡し後のアフターサポートも充実しているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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