リビング間取りアイデア10選と快適なリビングにするための注意点|おしゃれな間取りの実例付きで解説
ご家族が集まるリビングは、「居心地が良くおしゃれな空間にしたい」「家の中でもとくにこだわりたい」と思う方が多いのではないでしょうか。
しかし、いざマイホームを建てるとなると、どのような間取りがいいのかが悩みどころです。
そこで今回は、福井の住宅工務店リョーエンホームが、参考にしたいリビング間取りアイデア10選を紹介するとともに、快適なリビングにするための注意点を解説します。
おしゃれな間取りの施工実例も紹介するので、ぜひ最後までごらんください。
コラムのポイント |
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・おしゃれで快適なリビングとするには、吹き抜けや小上がりスペース、木目天井など、さまざまなアイデアを取り入れましょう。 ・収納スペースも十分に確保し、外とのつながりとプライバシーのバランスを取ることも欠かせません。 ・実用性とデザイン性を兼ね備えたリビングとするために、実績豊富な施工業者へ相談することをおすすめします。 |
おしゃれで快適なリビング間取りアイデアおすすめ10選
リビングの間取りを考える際に参考にしたい、おすすめのアイデア10選を紹介します。
吹き抜けで自然光を取り入れて開放感を演出する
リビングに吹き抜けを設けることで、天井を高くして開放感を演出しましょう。
デザイン性に優れているため、おしゃれなリビングにしたい場合はとくにおすすめのアイデアです。
高窓を設置すれば採光も十分に確保でき、日中は照明を使わずとも明るい部屋になるのもメリットと言えます。
小上がりをリビング内に設け多目的なくつろぎ空間として活用する
リビングに小上がりスペースを設ければ、お子さまの遊び場やリラックススペース、来客があった際の寝室など、多目的に活用できます。
空間にメリハリが出ておしゃれなだけでなく、段差部分は収納スペースとしても活用できるため、住居スペースを圧迫せずに収納を増やしたい場合もおすすめです。
木目天井や間接照明で高級感を出す
リビングに木目天井を採用することで、落ち着きや高級感を演出しましょう。
木目天井は、自然素材ならではのぬくもりや、洗練された印象が魅力です。
間接照明もあわせて取り入れれば、ワンランク上のホテルライクな空間へと仕上がります。
よりリラックスできるリビングにしたい場合にはとくにおすすめのアイデアです。
スケルトン階段で圧迫感を減らしつつデザイン性を高める
踏板と骨組みのみで構成されるスケルトン階段は、視線が抜けることによって圧迫感がなくなり、リビングがより広く見えるのが魅力です。
空間を明るく見せる効果も期待できるほか、洗練されたデザインもリビングのアクセントとなります。
スキップフロアで空間を緩やかにゾーニングする
スキップフロアとは、床の一部を半階ずつずらすことによって作られる、1.5階・中2階のような空間です。
段差をつけることでゆるやかに空間をゾーニングでき、リビングからつながるお子さまのスタディスペース、ちょっとしたワークスペースなど、多目的な活用を期待できます。
空間が縦に広がり立体感が出ることで、おしゃれな印象も演出可能です。
土間スペースを隣接させアウトドア用品や自転車などを収納する
リビングから土間スペースを直結させることによって、リビングに広がりが生まれるだけでなく、荷物を運ぶ際の動線もスムーズになります。
土間スペースを広く設ければ、サンルームやインナーテラスなどとしても活用可能です。
リビングを広く開放的に見せるために、視線の抜けが欲しい場合におすすめします。
掃き出し窓でウッドデッキやアウトドアリビングとの一体感を楽しむ
大きな掃き出し窓(下部が床と同じ高さの窓)をリビングに設け、窓の向こうにテラスやウッドデッキのある間取りとすることで、室内外がシームレスなアウトドアリビングが手に入ります。
採光や通風にも優れ、リビングが明るく風通しの良い空間になるのもメリットです。
家事動線を意識しキッチン・ダイニング・リビングを効率よく配置する
家事動線をよくしたい場合は、リビング・キッチン・ダイニングを回遊動線でつなぐことをおすすめします。
回遊動線とは行き止まりのない動線のことで、家族間の渋滞を解消できるだけでなく、移動距離を短くできるのがメリットです。
アイランドキッチンを中心にリビングやダイニングを設ければ、回遊動線でつながり動きやすい空間になります。
ビルトインガレージと隣接させて乗り降りを簡単にする
ビルトインガレージをリビングや玄関とつなげることで、荷物が多い日や天候が悪い日でも、車の乗り降りがスムーズになります。
車の使用頻度が高いご家庭の場合、とくにおすすめの間取りアイデアです。
しかし、車のエンジン音やガレージのシャッター音が気にならないように、防音対策もセットで行いましょう。
壁面収納で生活感を隠しながらすっきりとさせる
リビングに壁面収納を設置することで、すっきりと片付いたリビングを保ちましょう。
飾るように収納したいアイテムにはオープン棚を、見せたくないアイテムは扉付き棚にしまえば、洗練された空間を演出できます。
単にものを収納するだけでなく、アートや植物なども飾ることで、よりおしゃれな印象を与えることも可能です。
快適なリビングにするための注意点
おしゃれなだけでなく、快適でリラックスできるリビングにするためには、次の3点に注意しましょう。
生活動線と家具の配置をシミュレーションする
快適なリビングにするためには、生活動線と家具の配置をシミュレーションしておくことが重要です。
大人一人が通るには最低でも60cm、二人がすれ違える通路なら90〜120cmほどの幅を確保する必要があります。
歩く、座る、立つといった日常的な動きをスムーズに行えるように、椅子を引くスペース、扉を開閉するスペースなども考慮して、動線上には家具を置かないように注意してください。
いくつかの配置パターンを比較し、もっともストレスがないと思えたものを採用しましょう。
十分な収納スペースを確保しておく
リビングはご家族が集まる空間のため、ものが増えやすく、散らかりやすい点に注意しなければなりません。
前もって収納したいもののリストを作成しておき、必要な収納容量を把握しておくと、収納が多すぎた・少なすぎたといった失敗を防止できます。
見せる収納を取り入れておしゃれな雰囲気を演出しながら、可能であればデッドスペースも活用し、リビング自体が狭くならないようにバランスをとりましょう。
外とのつながりとプライバシーのバランスを取る
リビングには開放感を持たせたいところですが、一方で外からの視線や騒音には対策をとる必要があります。
- ・外構にフェンスや植栽(生垣)を設置することで、自然光を取り入れながらも目隠しとする
- ・高窓や天窓を設けることで、外からの視線を避けつつも採光を確保する
- ・外付けブラインドやルーバーを設置することで、外からの視線や日差しを遮る
上記のような対策をとることで、外とのつながり・開放感と、プライバシーのバランスを調整しましょう。
参考にしたいおしゃれなリビング間取り実例3選
ここからは、リビングの間取りを考える際に参考にしたい実例を紹介します。
おしゃれなリビング間取り実例①
広々とした40畳のLDKは、開放的でありながらもモダンで重厚感を感じさせます。
天然石で作られた中庭と掃き出し窓でつなげることで、平屋でありながら十分な採光を確保しました。
おしゃれなリビング間取り実例②
スケルトンのリビング階段を設けることで、開放的でモダンな印象を演出したLDKです。
高窓から差し込む光がリビングを明るく照らし、壁面収納はインテリアとしておしゃれなアクセントを加えています。
おしゃれなリビング間取り実例③
リビングに設置された薪ストーブが、どこか懐かしいぬくもりを感じさせます。
吹き抜けとリビング階段により、空間の縦への広がりも与えました。
カウンター付きの小上がりスペースも設けることで、大人なリラックス空間へと仕上がっています。
まとめ
リビングには、吹き抜けや高窓、小上がりスペースなどを設けることで、実用性とデザイン性を兼ね備えたワンランク上の空間とすることができます。
リビングは家の中心とも言える大切なスペースなので、動線や収納力も考慮しつつ、快適に過ごせる間取りとしましょう。
どのようなリビング間取りにするべきかお悩みの際には、実績豊富な施工業者へ相談することをおすすめします。